買取実績
愛知県岡崎市のお客様からジョンロブのロウリーの買取
この度革靴買取専門店ラスタイル買取ブログでご紹介する高価買取させていただいたお品はジョンロブのロウリーです。
愛知県のお客様から宅配買取させていただきました。
ジョンロブのロウリーの特徴
靴が好きになれば間違いなく一度は興味を頂くジョンロブですが、2024年3月には日本の旗艦店である東京丸の内店が移転リニューアルオープンし、続けて4月には国内7店舗目となる京都の町家を改装しての和のテイストをうちだした新店をオープンさせる等、話題を呼びました。
個人的にも京都店オープン記念の雪駄であるゾウリ(ZOORI)はかなり気になりました。。
2020年から展開されているニュースタンダードコレクションは既存の定番モデルを見直し、どちらかというとウィークエンドのお供に、より使いやすくした印象のコレクションです。
今回のベースにもなっているロウリーはシンプルでいてクラシカルなサイドゴアブーツです。
通常のモデルでは現行ではやや珍しい8695ラストを使用しており、程よく丸みを感じるドレッシーながらトラッドな雰囲気を感じさせます。
ニュースタンダードのこちらは0015ラストを採用しています。
0015は2014年からアーティスティック・ディレクターであったパウラジェノベーゼ女史が作った木型で、ジョンロブの伝統的な考えを自己流に解釈しつつ、丸みのあるラウンドトゥで甲はやや低く設計していますが程よくボリュームを感じます。
7000ラストのように長めに取られた捨て寸からはエレガントさも醸しています。
寸が確保されている為、好みによっては普段履くサイズからハーフサイズ下を選ばれても良いかもしれません。
踵からサイドのカウンターにかけても絞って作ってあるため、紐靴ではないですが踵は抜けにくい印象です。
コバはやや張り出し気味でノッチドウェルトの仕様からよりカジュアルな雰囲気になっています。
ソールはボリュームのあるライトウェイトウォーキングソールという発泡系のオリジナルソールが使用されており、名前の通り非常に軽量な作りです。
ニュースタンダードコレクションは正規店や百貨店でも人気を集めており、このオリジナルソールのクッション性と歩きやすさも要因になっていると考えられます。
プルストラップの位置もトップラインからやや下の内側に変更されています。
丈の短いパンツと合わせた時等にストラップが気になる場合は中に収めやすいかと思います。
サイドゴアブーツは加飾も少ないシンプルなデザインになりがちな為、ちょっとしたことで全体の雰囲気が変わってきます。
ニュースタンダードコレクションのロウリーも細かな箇所にはなるものの、全体的に仕様変更されており、別モデルといっても過言では無いほどリプロダクトされています。
ラギットに合わせやすい脱ぎ履きも気楽な一足です。
お買取したジョンロブのロウリーの状態
こちらは屋内試着のみのコンディションとなっておりました。
ハイシャフトのブーツモデルはどうしても春夏にかけて動きが鈍くなることから買取価格にも若干の影響が出ます。
しかしながらレースアップブーツと比較しますとサイドゴアブーツはまだ影響を受けにくい、通年して出来る限りいお買い取りを頑張らせていただいております。
こちらのお買取金額は95000円となりました。
手放される事を検討されている革靴がございましたら是非一度、お見積りだけでも当店におまかせ下さいませ。