買取実績
この度革靴買取専門店ラスタイル買取ブログでご紹介する高価買取させていただいたお品は
トリッカーズのM3616 ホワイトバックスです。
兵庫県のお客様から宅配買取させていただきました。
トリッカーズのM3616の特徴
質実剛健で知られるイギリス靴の鑑のようなブランド、トリッカーズ。
プレーントゥのM3616ロバートも定番のシルエットです。
しかしコチラは一風変わったアメリカントラッドなホワイトバックスシューズ仕様となっています。
ホワイトバックスといえばアイビールックのブームによってビームス等のセレクトショップでも推していたアイテムですね。
アメリカのシューメーカーであるウォークオーバーに代表されるようにソールもしっかりとレンガ色のアンツーカーソールで細い溝の切り方も抜かりありません。
30年代からテニスコートは水はけの良いレンガ色のアンツーカーコートが普及していき、色移りの汚れが目立たないようにコートと同じくブリックカラーのソールとなっています。
赤褐色のソールと白のアッパーのコントラストこそホワイトバックスの特色となっています。
イギリスで生まれた後、アメリカに渡りアイビーリーガーに広く履かれて知名度は
ベージュカラーのダーティーバックスはこのホワイトが経年変化で茶色になったものから来ています。
白の靴はどうしても汚れが目立ってくるかと思いますがざっくりとその汚れを楽しむ靴としてホワイトバックスは親しまれています。
アイビー、フレンチアイビーなスタイリングには勿論のこと、ミリタリーパンツやミリタリージャケットと合わせても土臭さを緩和してくれるのでおすすめです。
特に軽快なファッションをしたくなる夏場には一足あると楽しめるアイテムかと思います。
探すとないイギリス生まれのアメトラシューズ・ホワイトバックス
ホワイトバックスは現在でもアメリカブランドを中心として時折見かけます。
ヴィンテージシューズとしても人気のあるウォークオーバーのダーティーではないホワイドバックスを探そうとするとなかなかに骨が折れます。
アメリカントラッドの印象が強いホワイトバックスやサドルシューズ。
実はどちらもイギリス生まれの靴となっています。
バックとは鹿革の事で基本的に狩猟にて採るので、供給は安定しません。
その為、今日ホワイトバックのアッパーに採用されているのは白のスエードないし、ヌバックとなっております。
こちらもヌバックを採用したモデル。
他のスエード素材と同じく、バックスキン、ヌバックのメンテナンスも簡単でブラッシングをさっとして栄養入りのスプレーをするだけとなっていますので手間いらずです。
お買取したM3616の状態
汚れがどうしても目立ちやすい白の靴ですがこちらは小さなシミの他に目立った汚れはございませんでした。
沈みやソールの減りからも使用回数は10回前後と大切に履かれていた事が伺えました。
履きやすさもそうですがスニーカーライクな軽快感を全体に与えてくれホワイトバックスは、当店でも推したいアイテムですので出来る限り買取価格のほう頑張らせて頂きました。